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【神本】『嫌われる勇気』古賀史健 本紹介①

こんにちは。

 

ユースケです!

 

今回は、僕が「神本」だと思った古賀史健さんの、

 

『嫌われる勇気』

 

を紹介したいと思います!

(数回に分けて詳しく紹介する予定です。)

 

この本は、幸せに生きたい青年が、アドラー心理学を説く哲人のもとを訪れ会話をする、対話形式で構成されているので、内容がスラスラ入ってきます!

 

 

まず紹介したいのは、アドラー「目的論」という考え方です。

 

過去の経験などから人生を決定するのは原因論といいますよね。「○○だから、○○しない」といったイメージを持ってもらえれば大丈夫です。

フロイトユングの心理学ですね。

 

「目的論」は、この「原因論」と大きく異なります。

 

 

例えば、授業や会議でまったく発言しない人を例にしてみましょう。

 

なぜ発言しないのでしょうか。

自分の意見が正しいのか不安なのかもしれないし、あるいは注目を浴びるのが恥ずかしいのかもしれませんね。

 

ここでみなさんは、

「正しい意見かどうか不安だから、発言しない。」

「注目されるのが恥ずかしいから、発言しない。」

と考えると思います。これが先ほども説明したように「原因論」となります。

 

しかし目的論はそうは考えません。

 

「発言したくないから、不安・恥ずかしいといった感情を作り出している」

 

というのが「目的論」の考え方になります。

何を言っているんだ…、と思うかもしれませんね笑

 

しかし、考えてみてください。

 

原因論」の考え方では、将来ずっと過去にとらわれて生きていくことになりませんか?

 

過去の経験に意味を与えて人生を決定する、つまり例えるなら、

自分の意見を発言すること(過去の経験)は、

不安で恥ずかしいことだと決めつけ(意味を与える)、

発言しないようにする(人生を決定する)。

というようになります。

 

ですが、「目的論」は違います。

決断を下し、行動するのは、過去でもなく未来でもない「今」ですよね。

 

人生とは自ら選択するものであり、どう生きるかも自分次第なんです。

 

この「目的論」のことを考えたら少しは行動する「勇気」が湧いてきませんか?

 

少しでも興味があるならぜひ手に取って読んでほしい1冊です。

 

それでは今回はここまでにしようと思います。また次回!