【神本】『嫌われる勇気』古賀史健 本紹介①
こんにちは。
ユースケです!
今回は、僕が「神本」だと思った古賀史健さんの、
『嫌われる勇気』
を紹介したいと思います!
(数回に分けて詳しく紹介する予定です。)
この本は、幸せに生きたい青年が、アドラー心理学を説く哲人のもとを訪れ会話をする、対話形式で構成されているので、内容がスラスラ入ってきます!
まず紹介したいのは、アドラーの「目的論」という考え方です。
過去の経験などから人生を決定するのは「原因論」といいますよね。「○○だから、○○しない」といったイメージを持ってもらえれば大丈夫です。
「目的論」は、この「原因論」と大きく異なります。
例えば、授業や会議でまったく発言しない人を例にしてみましょう。
なぜ発言しないのでしょうか。
自分の意見が正しいのか不安なのかもしれないし、あるいは注目を浴びるのが恥ずかしいのかもしれませんね。
ここでみなさんは、
「正しい意見かどうか不安だから、発言しない。」
「注目されるのが恥ずかしいから、発言しない。」
と考えると思います。これが先ほども説明したように「原因論」となります。
しかし目的論はそうは考えません。
「発言したくないから、不安・恥ずかしいといった感情を作り出している」
というのが「目的論」の考え方になります。
何を言っているんだ…、と思うかもしれませんね笑
しかし、考えてみてください。
「原因論」の考え方では、将来ずっと過去にとらわれて生きていくことになりませんか?
過去の経験に意味を与えて人生を決定する、つまり例えるなら、
自分の意見を発言すること(過去の経験)は、
不安で恥ずかしいことだと決めつけ(意味を与える)、
発言しないようにする(人生を決定する)。
というようになります。
ですが、「目的論」は違います。
決断を下し、行動するのは、過去でもなく未来でもない「今」ですよね。
人生とは自ら選択するものであり、どう生きるかも自分次第なんです。
この「目的論」のことを考えたら少しは行動する「勇気」が湧いてきませんか?
少しでも興味があるならぜひ手に取って読んでほしい1冊です。
それでは今回はここまでにしようと思います。また次回!